※本記事は2020年1月27日に、当サイト管理人が個人ブログに投稿した記事です。
一部更新していますが、時代背景や考え方、情報などが古くなっている可能性があります。ご容赦ください。
こんにちは、やんびーです!
先日、モリンガ工場の警備員のパウロさんから
「今週の日曜日、必ず来てください!本当にお願いします!」
という、謎のSMSが届きました。
電話で詳しく聞くと、彼の息子が割礼を終えたので、そのお祝いを日曜日にするとのこと。
割礼とは?
・性器の包皮を切除すること。要するに包茎手術
・女子割礼もありますが、これは不必要な慣習として問題となっている
ちなみに、モザンビークで女子割礼はほとんど行われていません。
今回の割礼については、ツイッターで簡単に説明しました。
昔は割礼の際に亡くなった子どもが多かったみたいですが、今は減っているとのこと。
ちなみ『割礼ならこの人!』的な人気呪術師が地域ごとにいるみたいです。
都市部では包皮切除は病院で、道徳の教えは山奥で呪術師から・・というケースもあるとのこと。時代とともに文化も変化している様子です。
— やんびー@モザンビーク (@yachiro51) 2020年1月26日
せっかく招待されたので、日曜日に行ってきました!
参加者が何人いるのか、どんなお祝いなのか不明でしたが
ドンッ!
このワイン5Lさえあれば、文句なしに受けれ入れてくれるだろう。
ということで、ワイン片手にパウロさんの家へ向かいました。
右がパウロさん。
到着直後にドライバーとゴニョゴニョ話し始め、何かと思ったら
「このお祝いは、私の息子だけでなく妻方の親戚の子どもも対象なんだ」
とのこと。
パウロさん側が招待したのは、僕、ドライバー、パウロさんの兄の3名のみと知った。
・・・ドタキャンしなくてよかった!
割礼を終えた子どもを迎えに、コミュニティ長の元へ。
すごい人だかりで、踊っている人もいました。
日傘の下に子どもたちがいます。
動画撮影していたら、3歳ぐらいの子どもにポケットをまさぐられました(何も入ってなかったけど)。
無事子どもと合流し、僕の車で出発!
・・・もしかしてパウロよ、
送迎車目当て
で僕を呼んだのか?
そんなことは彼には聞けず、黙って家へ向かいました。
家へ戻った後は、子ども2人へ香典を渡して
お昼ごはんを食べて終了。
これだけの人数へ料理を用意するの、大変ですよね。
午後もお祝いは続くと言っていましたが、僕の家から遠いので昼食後帰りました!お土産のワインはこの後飲み干されただろうと思います。
と、そんな非日常な日曜日でした♪
Youtubeに当日の様子をアップしています
僕のチャンネル史上最多視聴数(2024年3月時点で2.6万再生)を誇るのが、この割礼動画です。