DW Africaより、モザンビークの政情不安に関するニュース。
抗議デモの動きは、アンゴラ、ポルトガル、ブラジルなどのポルトガル語圏でも発生している。
国内外に波及した今回の騒動。残念ながら現状は出口が見えない状態だ。
記事のポイント
1)選挙結果への抗議デモ:
大統領候補Venâncio Mondlane氏が総選挙の結果に異議を唱え、首都マプトで抗議デモが激化。デモは「選挙の真実」が確立されるまで続けられるという。
2)警察との衝突による死傷者:
デモ隊と警察との衝突が続き、少なくとも3人の死者と数十人の負傷者が報告されている。警察は催涙ガスなどでデモの抑制を試みているが、状況は悪化している。
3)ポルトガルやアンゴラでも連帯デモ:
モザンビークの状況は国外にも波及しており、アンゴラやポルトガルなどでも連帯を示すデモが行われている。ポルトガル政府も懸念を示し、平静を呼びかける声明を出している。