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【通信規制】「差し迫った危険」がある場合、裁判所命令なしで通信遮断が可能に|人権団体からは懸念の声

Moçambique pode bloquear telecomunicações em caso de risco
Moçambique pode bloquear telecomunicações em caso de risco

p.dw.com

DW (Deutsche Welle)より。

モザンビーク政府はこのほど、通信トラフィック管理規則の改定を承認しました。これにより、国家通信院(INCM)は「差し迫った危険」があると判断した場合、裁判所の命令なしで最大48時間、音声通話・データ通信・画像送信などの電気通信サービスを全面的または部分的に遮断する権限を持つことになります。

政府側はサイバー犯罪や詐欺の増加への対応、および公共の利益を守るためと説明しています。

しかし、この決定に対し、法律家や人権活動家からは強い反発の声が上がっています。昨年の選挙後の抗議活動においてインターネットが市民の連携に重要な役割を果たしたことから、今回の規制強化は「デモや表現の自由を封じ込めるための事実上の検閲合法化である」との批判が相次いでいます。

ウガンダやエチオピアなど、政治的危機の際にインターネットを遮断する他のアフリカ諸国の傾向に追随するものとして、民主主義の後退が懸念されています。

記事のポイント

1)新規則により、政府(INCM)は「リスクが差し迫っている」場合、司法の判断を仰ぐことなく最大48時間の通信遮断を行うことが可能となった。

2)法律家や活動家は、この措置が憲法で保障された「表現の自由」や「知る権利」を侵害し、政府への批判や抗議活動を封殺する意図があるとして強く批判している。

3)ジャーナリストからは「通信が公共サービスではなく政治的な武器に変わる」との懸念が示されており、報道活動が犯罪化されるリスクや、選挙やデモ時の情報統制に対する警戒感が高まっている。

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サイト管理人:やんび〜

アフリカのモザンビークでモリンガ事業を営んでいる日本人です| 青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業 (※すべてモザンビークでの経験)|ポルトガル語の通訳・翻訳、モザンビーク関連のコンサルティングサービスも提供しています。まずは気軽にお問い合わせください♪| サービス一覧

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