こんにちは、本サイト管理人です。
モザンビークでは乗合バスや公共バスといった交通機関が主に利用されています。しかし、安全面や移動の速さを考え、タクシーを利用する日本人も珍しくありません。
特に首都マプートでは、アプリで配車依頼できるサービスが数年前に誕生し、利用者も増えています。
そこで本記事では、首都マプートでアプリを使い配車依頼するメリットや使用時の注意点などを紹介します。
本記事の執筆者
・モザンビーク居住歴10年(2010-2020):青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業
・現在も年1回のペースでモザンビーク渡航
配車アプリサービスは基本的に首都マプートのみ
2024年5月時点で、残念ながら配車アプリのサービス範囲は首都マプートに限定されています。
地方の場合、流しのタクシーか連絡先を知っているドライバーを呼んで利用するのが一般的です。
配車アプリサービスのメリット
配車アプリサービスは、主に以下の3つのメリットがあります。
1)アプリ上ですぐに呼べる
2)通常のタクシーより安い傾向
3)ポルトガル語が話せなくても何とかなる
それぞれ詳しく解説します。
メリット1:アプリ上ですぐに呼べる
配車アプリであれば、タクシー乗り場に行かずともスムーズにタクシーを呼べます。
タクシー乗り場が遠い場合、徒歩で行くのは手間です。その点、配車アプリであれば現在地まで来てくれるので、移動ゼロでタクシーを用意できます。
なお、お抱えドライバーの多いサービス業者であれば5分程度で来てくれるため、ストレスフリーです。
メリット2:通常のタクシーより料金が安い傾向にある
本サイト管理人がもっともメリットに感じているのがこの点です。
首都ということもあり、マプートのタクシー料金は常に値上がり傾向。空港から市内のホテルへ行くのに1,500円程度かかるのもザラでした。
ところが、数年前に登場した配車アプリを使ってみたところ、流しのタクシーより料金が安く、交通費の負担がグッと減りました。
また、安いだけでなく、料金は走行距離に応じてアプリが自動的に算出してくれるため、値段交渉も不要です。
メリット3:ポルトガル語が話せなくても何とかなる
モザンビークの公用語はポルトガル語であるため、タクシー運転手とのやり取りも基本的にポルトガル語です。
流しのタクシーでも行き先を伝える程度なら大丈夫かもしれません。が、値段交渉などが発生した場合や道に迷った場合、ポルトガル語によるコミュニケーションが必要となるケースがあるため注意が必要です。
一方、配車アプリであれば現在位置と目的地をアプリ上で設定できます。料金もアプリが自動的に算出してくれるため、ポルトガル語を必要とするシーンは最小限に抑えられます。
配車アプリサービスの注意点
メリットの多い配車アプリですが、利用時に注意すべき点があります。
注意点1:現地携帯番号の登録が必要
基本的にアプリの利用には、現地の携帯番号の登録が求められます。
現地電話番号の取得がまだの場合は、先に携帯電話会社の店舗へ行きSIMカードを取得しましょう。
注意点2:悪質ドライバーが利用するアプリも存在する
本サイト管理人が利用しているのは「Viva taxi」というサービスですが、他にも似たような配車アプリが存在します。今後も競合他社が参入してくるでしょう。
中にはドライバー管理が甘いサービス業者も存在。無免許ドライバーがアプリ登録して活動していたケースもあったようです。
Afinal Yango opera sem licença na Cidade de Maputo - O País - A verdade como notícia
opais.co.mz
素性の明らかでないドライバーが存在するアプリの利用はリスク大であるため、配車アプリの利用時は評判の良いサービス業者を選びましょう。
注意点3:多少のポルトガル語が求められることも
配車アプリの場合、現在位置や目的地をアプリ上で指定できるため、ドライバーとのコミュニケーションは最低限で済みます。
ただし、配車サービスによっては事前にドライバーから乗客へ電話があり、現在地の確認が発生するケースもあります。
また、現在地や目的地が少し入り組んだ道にある際も、口頭での説明が必要になるかもしれません。
当サイト管理人の利用している配車アプリ:Viva Taxiの利用方法
ここでは、当サイト管理人が首都に滞在するときに使用している「Viva Taxi」の使い方を紹介します。
利用の流れ1:アプリダウンロード
「Viva taxi」のサイトからアプリをダウンロードします。
サイトのトップページにある以下の画面から、スマホ端末に応じたアプリをダウンロードしましょう。
利用の流れ2:アプリを開き、現地携帯番号・Emailアドレス・氏名の登録
まずはアプリを開き、基本情報として、「氏名」「Emailアドレス」「現地の携帯番号」を登録します。
この基本情報さえ登録すれば、すぐに利用可能です。
利用の流れ3:現在位置と目的地を指定
アプリを開くと画面上部に「現在位置の挿入欄(緑のボタンがある空欄)」と「目的地(赤いボタンがある空欄)」が表示されます。
現在位置は、画面下の車マークの横にある緑色の目玉マークを押してもOK。ただし、正確に位置情報が更新されない場合があるため、正しく現在位置となっているか確認が必要です。
目的地は、地図上をクリックしても指定できますが、レストラン名や施設名などを記入するほうが確実かもしれません。
利用の流れ4:配車ボタンを押す
現在位置と目的地の設定を終えたら、画面下に表示されている車マークをクリックしましょう。
これで配車依頼は完了です。近くにいるViva Taxiが割り当てられ、ドライバーから電話が来るので迎えに来てほしい場所を口頭で伝えます。
Viva Taxiの内部ルール上、乗客への事前電話&送迎場所の確認は必ず発生します。ただし、すでにアプリ上で場所を指定しているため、「Please come ◯◯(エリア名)」とざっくり伝えるだけでも現在地に来てくれることでしょう。
なお、Viva taxiの車両は車両のドアに「Viva taxi」という文字ステッカーが貼られています。間違えて別のタクシーに乗らないようご注意を。
利用の流れ5:目的地に到着後、料金を支払う
目的地に到着したら、料金を支払います。
料金は走行距離に応じて自動的に算出されるので、値段交渉は不要です。
基本的に、流しのタクシーより料金設定が安めなのがViva Taxiの魅力。カード払いも可能です。
首都マプートでは配車アプリを活用して快適な移動が実現可能
マプートに限定されているものの、配車アプリは日本人にとって利便性が高く、使って損はないサービスです。
ただし、内部体制が整っていない新規参入業者もいるため、配車アプリを利用する際は運営実績のあるViva Taxiのような業者を選びましょう。
新着記事の更新通知メール
メールアドレスをご登録いただくと、メールで新着記事の通知が届きます。