モザンビークでの生活には コツがいる、と思う(その2)

エッセイ

モザンビークでの生活にはコツがいる、と思う(その2)

「その1」の続きです。

モザンビークでの生活にはコツがいる、と思う(その1)
モザンビークでの生活にはコツがいる、と思う(その1)

sobre-mozambique.com

故障して4ヶ月ぐらい自宅保管してたタクシー車両、

ようやく売れました。

問題は尽きることはありませんが、

泥棒の部品確保先となりかけていた車が売れ、ホッとしてます。

さて、今回は前回の続きです。

病気になったら病院、では危ないです

モザンビーク、首都であればある程度まともな病院はあります。

が、地方だと医療レベルがガクンと落ちます。

僕のいる街、第2の経済都市と呼ばれるナンプラも、医療レベルは非常に低いです。

ナンプラ最高峰の私立病院に入院した日本人がいます。彼は僕にこう言いました。

「あそこに居たほうが病気になりそう」

彼は、治っているのに退院させてもらえず、最終的には半ば強引に退院しました。

入院費、バカに高いんです、私立病院は。

儲けのためにわざと入院を長引かせる。そんなテクニックも使ってくるので、裸一貫でモザンビーク生活にチャレンジする方はご注意を。

何が言いたいのかというと、

モザンビークでは医療環境が信用できないので、予防が生命線となる

ということです。

ご飯ちゃんと食べてないんですよね〜

昨日夜更かししちゃいました

悩みすぎてストレスがやばいです

こうした状態を作るのは、危険です。

日本にいる時以上に健康へ気を配る。そうしないと、

面倒なことになります、よ。

暮らし慣れても、危険はすぐそばに

危険がつきまとうモザンビーク生活、それでも慣れてくると

まぁ大丈夫だろう

という気持ちになってきます。

夜、歩いて移動

これ、慣れてくるとする人多いです。

家まで大通りだから大丈夫、人通りがまだあるから大丈夫。

こういう気持ちになったら、遅かれ早かれ被害に遭います。

・・・だよな?3年前の自分よ。

そう、3年前、僕はそんな隙だらけの状態でした。

そして、襲われました。

初の強盗被害

日本人との外食後、他の人には僕が呼んだタクシーに乗ってもらい、

僕だけ歩いて帰ろうとしました。

家まであと50mの地点で、いきなり身体が宙に浮きました。

後ろから首を絞められ、身動きができない。

その間に、他の強盗たちからポケットをまさぐられ、携帯を盗られる。

去り際にボディーブロー。

首絞め強盗、ってやつですね。

これが僕の人生初の強盗被害でした。

今の自分にしてみたら、本当にマヌケな行動だった、と思えます。

たまたま運が悪かった、という問題ではなく、

「大丈夫だろう」と隙だらけだった点が大きな問題でした。

蛇足ですが、首絞め強盗に遭った際、周囲に人はいました。

目の前のタクシー乗り場にいた運転手や、近くの建物の警備員。

強盗行為中、ノーリアクション。

冷たいな、と思われるかもしれませんが、

僕は仕方のない反応だと思っています。

下手に助けようとすると、復讐されますから。

周囲の助けに頼るのは、お門違いです。

以上、蛇足でした。

関連
【モザンビーク4コマ漫画】第2話:油断大敵
【モザンビーク4コマ漫画】第2話:油断大敵

sobre-mozambique.com

薄い膜の向こうには、危険がゴロゴロ転がっている

確率的に、日本よりモザンビークにいたほうが犯罪に遭いやすいです。

以下のようなこと、日本で起こるのか?って感じですし。

僕の感覚として、モザンビークでの生活は、薄い膜の中暮らしているイメージです。

ちょっと油断したら、あっという間にやられる。

被害に遭う確率を下げるために、できそうな予防策は面倒臭がらずやりましょう。

人に恨まれないようにする、そうしたことも地味に大事ですよ。

身の周りの復讐話、なんと多いことか……。

モザンビークへ滞在する人は他の関連記事もおすすめです!

渡航前に押さえておきたいポイントはこちらでチェック↓

モザンビークの治安情報と旅行の注意点
モザンビークの治安情報と旅行の注意点

sobre-mozambique.com

短期滞在時の注意点はこちらでチェック↓

モザンビーク滞在で気をつけたい3つのこと 〜短期滞在編〜
モザンビーク滞在で気をつけたい3つのこと 〜短期滞在編〜

sobre-mozambique.com

長期滞在時の注意点はこちらでチェック↓

モザンビーク滞在で気をつけたい3つのこと 〜長期滞在編〜
モザンビーク滞在で気をつけたい3つのこと 〜長期滞在編〜

sobre-mozambique.com

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

サイト管理人:やんび〜

アフリカのモザンビークでモリンガ事業を営んでいる日本人です| 青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業 (※すべてモザンビークでの経験)|ポルトガル語の通訳・翻訳、モザンビーク関連のコンサルティングサービスも提供しています。まずは気軽にお問い合わせください♪| サービス一覧

-エッセイ
-, , , , , , , ,