ニュース

モザンビーク悲願の「南北鉄道」構想が再燃。経済的実現性と政治的背景を読み解く

Moçambique: Viabilidade da ferrovia norte-sul volta a debate
Moçambique: Viabilidade da ferrovia norte-sul volta a debate

www.dw.com

DW(Deutsche Welle)より。

モザンビークで長年の悲願とされてきた「南北鉄道」構想が、再び活発な議論の対象となっています。

モザンビーク運輸通信省は、この巨大インフラプロジェクトの実現可能性を検討するための技術チームを構成中であることを明らかにしました。

現在は各地域の主要路線が輸出向けに東西へ伸びており、国内を縦断する物流網の欠如が国家統合の課題とされてきました。

しかし、この構想には専門家から厳しい視線も向けられています。

国家予算の逼迫や多額の公的債務、さらには国民の約6割が貧困層という現状において、膨大な建設コストに見合う経済的リターンが得られるのかという疑問です。

また、このアイデアの「発案者」を巡る政治的な主導権争いも表面化しており、プロジェクトの行方に注目が集まっています。

記事のポイント

1)モザンビーク政府は南北を連結する鉄道計画の具体化に向け、技術チームの編成に着手した。

2)経済学者は、現在の深刻な公的債務と国内企業の脆弱性を背景に、中期的な収益性や投資回収の実現可能性について強い懸念を示している。

3)この構想は野党候補の公約にも含まれるなど政治的な争点となっているが、現時点では政府の5カ年計画にも明記されておらず、資金調達の目処も立っていない。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

サイト管理人:やんび〜

アフリカのモザンビークでモリンガ事業を営んでいる日本人です| 青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業 (※すべてモザンビークでの経験)|ポルトガル語の通訳・翻訳、モザンビーク関連のコンサルティングサービスも提供しています。まずは気軽にお問い合わせください♪| サービス一覧

-ニュース