HOME > ニュース > ニュース モザンビーク北部の救援活動に関するOCHAのレポート 2023年11月14日 Mozambique: the cost of inaction (October 2023) - Mozambique | ReliefWeb reliefweb.int モザンビーク北部における人道的な対応に関するOCHA(国連人道問題調整事務所)のレポート。テロがもたらす間接的な被害の甚大さがうかがえる。 レポートの要点 ① 人道的支援の不足: 北部モザンビークの人道的応急対応は深刻な資金不足に直面している。2023年10月時点で、160万人を対象とする5億ドルの人道対応計画(HRP)は、1.79億ドル(35%)しか資金調達できていない状況。 ② 緊急支援の必要性: 今後3ヶ月間で、100万人以上に多分野にわたる緊急援助を提供するために7,900万ドルが必要となっている。支援が増えなければ85万人が飢餓に苦しみ、40万人の国内避難民と帰還者が保護サービスを受けられず、約10万人が水と衛生のサービスを受けられなくなる。 ③ 女性と少女への影響: 避難民の大多数を占める女性と少女は、性に基づく暴力のリスクにさらされている。 ④ 各クラスターの資金不足: キャンプ調整・管理、教育、食糧安全保障・生計、健康、栄養、保護、住居・非食料品、水と衛生など、各クラスターは重大な資金不足に直面しており、必要な支援を提供できていない。 ⑤ 性的搾取と虐待からの保護: 人道対応の資金不足は、性的搾取と虐待の防止に対する援助組織のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がある。 ⑥ 支援の方法: モザンビークの人道対応計画(HRP)への寄付や、HRPに記載されている援助組織への直接支援などを推奨する。 更新通知 メールアドレスをご登録いただくと、メールで新着記事の通知が届きます。 メールアドレスを入力... 登録 Post Share Pocket Hatena LINE URLコピー この記事を書いた人 最新記事 サイト管理人:やんび〜 アフリカのモザンビークでモリンガ事業を営んでいる日本人です| 青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業 (※すべてモザンビークでの経験)|ポルトガル語の通訳・翻訳、モザンビーク関連のコンサルティングサービスも提供しています。まずは気軽にお問い合わせください♪| サービス一覧 2024/09/28モザンビーク国民、監視カメラの設置に警戒感 2024/09/28【モザンビーク】木材輸出、4年間で75%減少 2024/09/12【モザンビーク】「誰もが安心して生活できる社会」を目指すクラウドファンディングプロジェクト サイト管理人:やんび〜の記事をもっと見る -ニュース -モザンビーク, 人道危機, 人道支援, 国際支援, 女性保護, 子供保護, 支援必要性, 緊急救助, 資金調達, 飢餓リスク