コラム

モザンビークに暮らす日本人、意外と多い?

アフリカ大陸の一角に位置するモザンビークは、多くの日本人にとって未知の国かもしれません。しかし、その未知性が逆に魅力となって、中長期での滞在を選ぶ日本人も少なからず存在します。

外務省の統計によれば、在留邦人は141名(2022年10月時点)。これは多くの人が予想するよりも高い数字です。

モザンビークでビジネスを展開している身としては、この数に驚きを隠せません。なぜなら、私のビジネス拠点に日本人は数名しかいないからです。

モザンビーク在住者のバックグラウンド

では、この141名はどのようなバックグラウンドを持つのでしょうか。

大まかに言えば、JICA(日本国際協力機構)職員、青年海外協力隊の隊員、大使館職員、国際機関の職員、日系企業に勤務する人々、そして現地で独立してビジネスを営んでいる人々がいます。

多くを占めるのはJICAや大使館といった外交関係者。公用旅券で滞在しているため、家族を呼びやすいというのが1番の理由です。

その一方で、独立して事業を興し滞在する者は少数派です。私の知る限り、10名いるかどうか。

モザンビークに1年間住むには?

こうして状況を整理してみると、モザンビークに長く住むための選択肢は限られています。

実際、最近SNSで「1年間モザンビークに滞在してみたいのですが、どのような手段がありますか?」という質問を受けた際も、この現実が頭をよぎりました。

日本は2023年からビザ免除国となったので、2ヶ月程度の滞在であれば気軽にできます。ただし、現地で長期間住むにはDIRE(居住許可証)が必要で、その取得となると難易度は飛躍的に上がります。

まだまだ日本での認知度が低いモザンビーク。アジア諸国のように個人での移住者が増えていき、巨大日本人コミュニティが形成される時代は来るのでしょうか。

モザンビーク滞在時の注意点

日本語でモザンビークに関する情報を得るのは容易ではありません。そのため、ときに情報不足から現地でトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。

最低限覚えておきたい注意点として、過去にいくつか記事でまとめているものがあるので共有します。

■短期滞在時の注意点

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短期滞在の注意点は「スリ、ひったくり」「下痢・腹痛」「夜間の移動」の3つ。

特に下痢になると心身ともに疲弊するため、要警戒です。

■長期滞在時の注意点

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長期滞在の注意点は「交通事故」「病気」「呪い」の3つ。

交通事故は短期滞在でも注意すべきポイントといえます。残りの2つは、長期滞在ならではの注意点です。

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サイト管理人:やんび〜

アフリカのモザンビークでモリンガ事業を営んでいる日本人です| 青年海外協力隊→開発コンサルタント→起業 (※すべてモザンビークでの経験)|ポルトガル語の通訳・翻訳、モザンビーク関連のコンサルティングサービスも提供しています。まずは気軽にお問い合わせください♪| サービス一覧

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